2004年 12月 05日
まずは、考えていることから |
美術教師として中学校を2校、図工専科教師として小学校を2校、経験してきました。
その20数年間で大きく変わった事のひとつに、図工や美術の時間の削減があります。
新任教師の頃は、小学校はもちろん中学校の1年生から3年生まで、毎週2時間続きの図工や美術の時間がありました。それが上の学年から少しずつ削られていき、今では小学校の3年生までもが削減の影響を受けています。
子ども達は、一週間の時間割りの中で国語や算数、体育や音楽の学習をしています。その中に、図工の時間があります。どの教科をどれくらい行うかと言う事は、栄養のバランスを考えた献立と同じです。専門家が子ども達の健やかな育ちを考え作った”献立”を元に、私たちは取り組んでいます。率直に言って、図工を担当する者にとって、4分の1の時間が削られた今の状況は受け入れがたいものがあります。
子ども達は図工の時間に、見えないものを描き、素材から作品を作り出し、全身で何かを感じ取ります。この教科ほど創造力を高める教科はないですし、個性が発揮される教科はないです。
そんな図工の値打ちを伝えていければと考えています。
その20数年間で大きく変わった事のひとつに、図工や美術の時間の削減があります。
新任教師の頃は、小学校はもちろん中学校の1年生から3年生まで、毎週2時間続きの図工や美術の時間がありました。それが上の学年から少しずつ削られていき、今では小学校の3年生までもが削減の影響を受けています。
子ども達は、一週間の時間割りの中で国語や算数、体育や音楽の学習をしています。その中に、図工の時間があります。どの教科をどれくらい行うかと言う事は、栄養のバランスを考えた献立と同じです。専門家が子ども達の健やかな育ちを考え作った”献立”を元に、私たちは取り組んでいます。率直に言って、図工を担当する者にとって、4分の1の時間が削られた今の状況は受け入れがたいものがあります。
子ども達は図工の時間に、見えないものを描き、素材から作品を作り出し、全身で何かを感じ取ります。この教科ほど創造力を高める教科はないですし、個性が発揮される教科はないです。
そんな図工の値打ちを伝えていければと考えています。
by korobb
| 2004-12-05 22:21
| 図工日記