2009年 03月 22日
絵の具の力 |
3年生は、スポンジローラーを使った表現に取り組みました。
スポンジローラーというのは、木版画の時に使うローラーと比べると、ずいぶん柔らかい素材でできたローラーです。
ローラーの幅は様々あり、ボールのように丸い形のものや表面がデコボコしたものなど商品としてありますが、私は、幅6cmくらいのシンプルなものを、よく使います。
児童の持っているパレットでも扱え、筆の延長として使いやすいからです。
今回は、道具の置き場所を固定して、児童が好きな色の場所に移動し活動しましたが、自分の席に座ったままで活動することもできます。
スポンジローラーで画用紙に色をつけ、それを切り抜いて並べることで、生き物を表現しました。ローラーを転がすことや、色の変化を楽しみながら表現しました。
色紙作りの段階では、絵の具の、にじみ、かすれ、まだら模様、とスポンジローラーならではの穏やかな色調の変化が生まれます。
それと対照的に、イメージを表現する段階では、用紙を切って違う色調のものと合わせることになり、鮮やかな変化が生まれます。 切った形を組み合わせることで、穏やかさと鮮やかさが混ざり合い、いつもの、筆を使った表現とは、ひと味違った作品になりました。 今回は、強い色調の作品が多かったですが、淡く、かすれるような表現も、また素敵です。
でも、主役となるイメージは、ぼやけさせるわけにはいきません。 やりすぎると、ペンキ塗りのようになってしまい、スポンジローラーを使う意味がなくなってしまうこともあります。 200点近い作品全体からくる迫力と、濃く表現された絵の具自体が持つ美しさが、この作品の魅力だと思います。
スポンジローラーというのは、木版画の時に使うローラーと比べると、ずいぶん柔らかい素材でできたローラーです。
ローラーの幅は様々あり、ボールのように丸い形のものや表面がデコボコしたものなど商品としてありますが、私は、幅6cmくらいのシンプルなものを、よく使います。
児童の持っているパレットでも扱え、筆の延長として使いやすいからです。
今回は、道具の置き場所を固定して、児童が好きな色の場所に移動し活動しましたが、自分の席に座ったままで活動することもできます。
スポンジローラーで画用紙に色をつけ、それを切り抜いて並べることで、生き物を表現しました。ローラーを転がすことや、色の変化を楽しみながら表現しました。
でも、主役となるイメージは、ぼやけさせるわけにはいきません。
by korobb
| 2009-03-22 00:13
| 図工日記